約20年前、私は慣れない子育てで、いつも部屋は散らかりがちでした。 誰かを家に招く時には一部屋に物を押し込んでいました。 家を建てて引っ越しする際に、その一部屋は引越し屋さんと一緒にダンボールに詰め込んでも、時間がかかる程の量にまでモノで溢れていました。

家を建てて、今度こそはきれいな部屋で生活すると意気込みました。 はじめはきれいだった部屋が、仕事、育児に追われていくうちにまた乱れてゆきました。

こんなはずじゃなかった。

疲れて帰宅しても散らかった部屋を見てはイライラし休まらない日々。　「お母さんお友達を家に呼んでいい？」と子供に言われても、直ぐには「いいよ」と言えない状態。 どうして私はできないのか・・・ 自己肯定感もボロボロの中、見て見ぬふりをして過ごしていました。

だれでもいいからこの散らかった状況をリセットして欲しい！！と散らかった部屋を見ては思いました。

残業を終え遅く帰宅したある夜、キッチンにある白いケトルに汚れがべったりついているのを見て、ショックをうけました。

こんなの絶対嫌だ！
　
汚れたケトルが私自身と重なりました。夢中になって汚れを落とし白いケトルに戻しました。 只々きれいにしたい一心で汚れを落としているうちに頭がすっきりし、きれいになったケトルを見てとても満足感を得ました。
その日以来疲れた時ほど、汚れた場所を見つけてはきれいに洗ったり、磨いたりするようになりました。 光る蛇口を見ては気分が上がる自分がいました。 部屋全体を片づけるのは無理でも、1つのコーナー、自分のデスク上だけ、トイレ、玄関など、部分部分できれいな場所を増やしてゆきました。 1日に何度か利用するトイレがきれいだととても清々しさを感じ、トイレが束の間の心の休まる場所になりました。

靴が1つもない、きれいに掃除された玄関に帰宅する気分はドアを開けた瞬間からとても気持ちが良いものです。 その気持ちよさを維持したくて、毎日毎日帰宅時に玄関を掃き掃除するようになりました。

こうして、ひとつひとつきれいな場所を増やしていくうちに自己肯定感も上がってゆきました。 掃除することは、場がきれいになるだけでなく、心に及ぼす影響が大きいことを身をもって感じました。

掃除をすることが楽しく自然な流れになってきた頃、月に1、2度宿泊施設の清掃ボランティアに参加するようになりました。
清掃ボランティアをするうち、お掃除のプロ達はどのようにやっているのか？　と疑問を持つようになり、 会社に勤める傍らで、週末に大型施設の掃除のバイトで経験を積みました。 建材の扱い？　汚れを何で、どのように落とすのか？　洗剤の種類・・・疑問が次々と湧きました。

掃除を基本から学びたいと考えるようになりました。

身体を使って働くことの楽しさ、やればやるほどきれいになり、お客様にも喜ばれ、自分自身も達成感が得られる。 清掃の仕事に進もう！と決め、会社勤めを辞めて、3ヶ月間職業訓練校で掃除を基礎から学びました。 訓練校終了後は、早朝4時起きで7時からのビル清掃と、午後は大手清掃会社に清掃スタッフとして就業し、エアコン清掃、換気扇清掃、 店舗の床清掃、ソファーの洗浄などの現場を体験してゆきました。
合間には個人宅の家事代行清掃もずっと続けています。

「谷澤さんにお願いすると、すごくきれいなの。床が光ってるのよ。何かが違うのよ。」

いつもお伺いするお客様から嬉しいお言葉を頂きました。

今後は、以前の私のようにこの状況をリセットしたい！とお困りの方を救出するお手伝いを致します。

家事、育児で毎日懸命に過ごし、片付け迄手が回らない方
仕事が忙しく掃除をする時間のない方
体調が優れず、どうしても隅々までお掃除できない方 このような方々

私に一度お部屋をリセットするお手伝いをさせてください。

下記の掃除箇所より選択していただき、当日お客様とご相談の上、指定していただいた時間内でお掃除させていただきます

ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合せください